指をさされる人と悲しい顔

コミュニケーションが苦手

脳機能の発達に関係している障害を、発達障害と言います。発達障害は病気と勘違いされがちですが、生まれつきのものですから、病気ではありません。発達障害と言っても種類は様々ありますが、共通しているのはコミュニケーションをとるのが苦手、対人関係が苦手ということです。通常の人からすると、発達障害の人のことを、わがまま、トラブルメーカーなどと誤解されるのですが、これは脳機能の障害が原因なのです。それを理解して接することが大切なのです。自閉症という言葉を知っている人が多いですが、これは発達障害の1つです。発達障害は、自閉症以外にも、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害などがあります。コミュニケーションが苦手、対人関係が苦手というと特徴があるのですが、非常に優れた能力を発揮することもあります。そのため、能力のバランスが偏っているため、周囲の人からは理解されにくいのです。しかし、発達障害の人を支えていくためには、しっかりと特性や特徴を理解することが重要になるのです。

子供が発達障害かもしれないと思ったら、医療機関を受診しましょう。医療機関では、知的検査、発達検査、性格検査などをして発達検査の診断を行います。知的検査では、精神年齢と実年齢のバランスを見たり、言葉と資格情報の理解度を確認したりします。この検査を行なうことで、就学指導、学習指導に活用することができます。発達検査とは、知識、適応力、運動暴力などの発達が実際の年齢と同じレベルにあるかどうかを確認するというものです。この検査は、発達障害の早期発見に役立てることができます。性格検査は、発達度ではなく、子供の性格や個性を理解していくための検査です。発達障害と気づかないまま、成長してしまうと二次障害に繋がる恐れがあります。医療機関で検査をして、診断してもらうことで、早期発見をすることができ、早期に治療を始めることができるのです。

発達障害は、子供の頃には気づかずに、大人になってから気づくケースが増えてきています。学校の場合、決められた通りに生活をしていれば、何も問題はありません。しかし、大人になって仕事をするようになると、人間関係は複雑になるだけではなく、やらなければいけないことも増えます。そのため、コミュニケーション能力や社会性が重要視されます。発達障害の場合は、コミュニケーションや対人関係が苦手なので、仕事場でトラブルになることが多いのです。そのため、最終的には転職を繰り返してしまったり、上司や同僚との人間関係が上手く行かなかったりするケースは多いのです。大人でも発達障害の治療をすることは可能です。心療内科などの医療機関で治療を受けてみましょう。カウンセリングをすることで、問題点を浮かび上がらせて、自分では気づいていない問題行動を少なくしていくことができます。場合によっては、薬物を使用することもあります。この場合の薬物の目的は、集中力を継続させるためなどに行なうもので、発達障害を治す目的としては使用しません。学習障害ではない場合でも、コミュニケーションが苦手な人は多いです。学習障害の場合は、特に苦手ということなので、徐々に慣れていくことが大切なのです。最初から改善していくというのは難しいですが、少しずつ初めていくことで、コミュニケーションも上手にとれるようになります。

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様々なタイプを理解する

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発達障害と一言で言っても、様々なタイプに分類することができます。種類によって特徴は異なります。広汎性が発達障害のようなコミュニケーションが難しい場合もあれば、学習障害のように特定の分野だけが困難なこともあります。

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早めに医療機関に相談

うつむき加減の男性

子供が発達障害かもしれないと思ったら、早めに医療機関に相談に行った方が良いです。発見が遅れてしまうと二次障害に繋がる可能性があるので、早めの療育が能力向上に繋がるでしょう。

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発達障害は、現在の治療では完治することは難しいですが、治療をすることで周囲への適応力をつけることは可能です。療育を経験することで、今まであった不安やパニックなども緩和できるのです。

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